多角的な展開を

水門まつり(http://minatomaturi.jp/)という商業施設は、漁業の町串本を、これまで営々と漁業で生計を立てていた暮らしから、町全体で現代漁業へと転換させて行ってくれているような気がします。

震災大国の日本では、最近の例を見ても、津波などの被害を受けたら、沿岸の漁業はほぼ壊滅状態というのが、今までの現実でした。捕れなくなったらそれでおしまい。船を修理し、岸壁を元に戻し、失った漁具を再び買いそろえて、元気な海の男たちをもう一度沖へと送り出す。

その繰り返しからちょっと視野を広げて、水門まつりは、漁業者自らの手で捕れたものを産業ベースに組み込むというのも入ってきたんですね。

捕れた魚は無駄なくさばけるだけのビジネス路線を片目で見ながら、自然汚染や乱獲などによる資源がなくなってしまわないようにというところも抑えておく。そんな多角的な漁業という経営手腕を、今の漁業に従事している人たちは求められているということなんでしょうか。いや、漁業とビジネス界が一つにならないとですね。