地域の特性を踏まえた個性ある漁村づくりを推進するため、都市と漁村との交流の拠点となる
地域産物販売・提供施設等の交流基盤施設の整備を目的とする事業です。
当地域は本州最南端に位置し沿岸は黒潮本流が接岸する好漁場です。
さらに昭和53年には日本一といわれる浅海漁場開発事業が完成し、古くから漁業の町として
栄えてきました。しかし、近年の全国的な漁獲量の減少や魚価の低迷、漁業従事者の高齢化等、
水産業を取り巻く現状は厳しく、漁業従事者の生活基盤は不安定であると言えます。
こういった現状を改善するための当地域の各漁協では「水産物のブランド化」や、
「海遊(漁業)体験事業」等、獲る漁業から作る漁業、さらには体験する漁業への取り組みを行い
都市へのPRを進めています。
また平成18年6月には和歌山県が県内の水産研究施設を統合した水産試験場を串本町に開設し
「開かれた研究施設(見る・ふれる・まなぶ・食べる)」をテーマに掲げています。
串本町においては水産試験場に隣接してこの都市交流海洋施設「水門まつり」を建設し、
県水産試験場と連携しながら串本町の海産物、海洋イベント、地域(観光)情報、その他の
地場産業について理解、関心を持っていただき、地元水産物の流通や地域住民の自立的コミュニティを
活性化させるのが基本的な方針です。